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松永晴子

人を思う優しさを持って生きて欲しいと、不条理のただ中の、難民の子どもたちに、思う。あらゆる分断を埋める果てしない作業が、その優しさに支えられていることを、映画の視点が苦しくも温かく、語りかけてくるから。