古谷経衡 2020.01.05 この作品は世界の分断を憂いたものではない。個との無対話を憂いたものである。 「私達は」「我々は」メディアは主語を大きくして、本来そこに居るはずの個人をぼかす。 だが本質は常に個との対話にある、という当たり前の事実をこの作品は問う。珠玉の傑作。